更新 2009.05.04



 現在、日本において心臓突然死で亡くなる方は年間約3万5千人と 言われています。毎日100人近くの方が突然の心停止が原因で亡くなっているのです。 突然の心停止の場合、手当てが3分遅れると、死亡率は50%となり、まさに1分1秒が生死を左右します。救急隊の現場到着時間の全国平均は約6分。
 このデータからもわかるように、家族をはじめとする居合わせた関係者による通報そして人工呼吸や心マッサージなど一次救命処置(以下BLSという)が大変重要となります。

 04年7月1日、厚生労働省は都道府県などに、心停止の方に対して現場に居合わせた一般市民が自動体外式除細動器(以下AEDという)を使用しても医師法違反に当たらない旨を通知しました。これにより、BLSの中にAEDが加わり、救命率の向上が期待されます。

 しかしながら普及には地域によって差があり、石川県においてもBLSの認知・修得は進んでいるとは言えず、AEDの設置についても充分ではありません。
  このような現状認識に立ち、私共有志は『年齢・性別・職種の枠を超えて個人として参加し、BLSやAEDについて学び、啓発し、普及に取り組む』ために、『Heart aid いしかわ 〜みんなでいのちを想う会〜』を設立します。 BLS・AEDをはじめ、「いのち」について真剣に話し合い、また、その場を提供する事により、お互いの命を大切にできる地域作りに貢献したいと考えます。



【 主な活動内容 】

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 多数の人が集まる催し(お祭りやスポーツ大会など)でのAEDを含めたボランティア待機
   
A
 各種応急手当講習会(勉強会なども)
   
B
 ホームページを用いての広報活動
   
C
 救命にこだわらない、「いのち」に関する講演会・講習会などの開催
   
D
 石川県内のAED設置状況の調査およびその周知
   
E
 AEDや応急手当の普及を訴える方々・団体との情報交換・交流












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